★昔ポルシェを買った話★

実は私、昔ポルシェを所有していた事が
あるんですよね。

ここから話すのは優雅なポルシェライフ
リッツカールトン行って
東京タワーが見える部屋に泊まって
それをインスタにあげる
とかいうパヤパヤした話ではなくって
なんで私はポルシェを買ったんだろう？（笑）
という話です。

昔ある程度車の購入資金もたまって
さぁ買おうとなった時
私がした選択をあなたはわかりますか？

その時私がした選択は
購入資金で買える車の中で
最大級にネームバリューのある車を選ぶという選択肢です。

今となっては馬鹿な事してるなぁ～と思いますが
当時はその馬鹿さが分からなかったのです。

しかも当時、学生時代に欲しかった
でも買えなかった
初代アウディTT
ALFA 147
BMW E46　の３シリーズ
MINIパークレーン
などのことはすっかり忘れ
私はポルシェを買ったのです。

しかしなんの思い入れもない車を買った私
あのポルシェというブランドの車を走らせても走らせても
感動することは一度もなく
モンモンとした日々が続き
半年ほどで売ってしまいました。

この車は私が人生で初めて
自分で買った車でしたが
魂の選択から程遠いところで
決定してしまったため
何も楽しめませんでした。

そりゃそうです
心の中で『これ』と決めたものがあるにもかかわらず
違うのを選んでいるのですから………
しかしその時はポルシェというブランドを目の前にして
昔好きだった車をキレイさっぱり忘れてしまっていたのです。

ブランドは魔力です。
あなたは本当にそれが好きですか？
好きならなんの問題もありません。
それを味わいつくしましょう！
でもそうじゃない場合
昔好きだったものを思い返してみましょう！！

そこに真の幸せが
あなたに『また』見つけてもらえるのを
待っているかもしれません………

ですので私は『よし、そろそろ車を買ってもいいかな』と
思えた時には上記の車を買います。

今は街を見てもほとんど走っていませんね。
初代AUDI TT は全然見ませんし
ALFA147も見ません
BMW のE46は今でもたまに見かけて嬉しくなります
MINIパークレーンも見ませんねー

今、これを買うと言ったら
故障が多いからやめときな
新しいのを買いなよ、と言われそうですが
1番大切なのは当人の気持ちなのです。

私たちは周りを納得させるために
人生を生きているのではありません。

それが犯罪じゃなければ
故意に人を傷つけるものじゃなければOKなのです